【地域限定のマーケティングをするときの方法と注意点】

【地域限定のマーケティングをするときの方法と注意点】 事例紹介

クリニックなどの店舗系ビジネスをやられているとき、必要な集客の考え方としてエリアマーケティングがあります。



店舗なので当然近隣のユーザーや電車の駅の沿線沿いの興味のあるユーザーなど来やすい方にアプローチするのが最も効率的ですが、正しく行わないと関係のない人に広告を配信してしまったり、そもそも違うエリアにマーケティングを仕掛けてしまったりすることがあるので注意が必要です。


今回は地域を絞ってマーケティングをするときの方法について紹介していきたいと思います。

Googleのビジネスプロフィールは必須で設定する


グーグルマップの検索をした際に出てくる店舗のページは必須で作成しましょう。
地図で検索する=そこに行こうとしている or そこの近くにいるユーザーなので一番温度感の高いユーザーのため、そこにアプローチしないのはもったいないです。



少なくとも、店舗の名前・住所・電話番号・紹介するためのサイトのリンクなどは設定するだけでどのような店舗なのかがわかります。

その他にもメニューや施術内容を登録できたり、SNSのような投稿ができたり、口コミを集めることができるのでできることならすべて設定しましょう。


特に、口コミと星の評価をためるとエリア内で上位検索がされやすくなり集客に大きく貢献してくれます。そのため口コミ獲得のために評価&コメントしてくれたら○○プレゼントなどを店舗で行って
口コミをためておくのも良いと思います。


以下のような来店型の店舗では、ビジネスプロフィールの設定をするだけでも十分集客に繋がる可能性があります。
登録と設定だけだと無料ですし、こまめに更新をすれば十分お客様の獲得も見込めます。

広告配信をする前に、まずこの設定を行いましょう。


  • アパレル店舗
  • 飲食店
  • クリニック
  • 美容系店舗(ネイル)
  • 買取店舗


地域限定広告配


無料で行えるビジネスプロフィールを設定した後は、広告でより集客を拡大しましょう。エリアマーケティングで使える媒体としてはGoogle広告Facebook広告です。
Google広告では「地名×業種」などで配信し、Facebook広告では配信エリア設定を設定することでそのエリアに配信することができます。

今回は新宿にある矯正歯科を例に話を進めます。


Google広告


配信手法は2つあります。


「新宿 矯正」「新宿 インビザライン」などの地名×業種の配信を行うのと、業種単体のキーワードにエリア設定を付けます。


地名を入れて検索をしている時点でそのエリアで探しているので最も顕在的なユーザーですが、配信量が少ないのがネックです。そのため配信量が多いビッグキーワード(単体ワード)「矯正」でエリア設定をする(=新宿のみに配信)アプローチも同時に行います。


そうすることでもれなく興味のあるユーザーへ配信を行え集客に繋がります。


FB広告


Facebook広告もGoogleと同様にエリア指定をして配信をします。


作製する広告バナーとしても「●●エリア在住のあなたへ!」など該当のエリアを含んだバナーを作成するとユーザーが自分ごとに感じクリック率を上げることができます。
特に検索ボリュームがない業種だったり、競合が多い業種であればこちらを優先することもあります。


LINE広告


優先度は低いですが、公式LINEを運用している方はLINE広告も有効です。
配信方法としてはFacebook広告と同様で、該当のエリアに配信をしてエリア名を入れたバナーを作成します。

挨拶メッセージで来店時の特典を付けるとより有効で来店につなげやすいのでその導線は意識しましょう。


LINE広告はLPに遷移させる広告と公式LINEに直接登録させるCPF配信がありますが、今回はCPF広告を採用し、直接友達登録させるのがおすすめです。


公式LINEでメッセージを定期的に配信をしていけば、登録時ではなくてもエリアのユーザーには定期的にアプローチすることができます。


ただ、どちらに共通して言えるのは新宿や渋谷などの大きなエリアなら良いですが、少し人の少ないエリアの場合は近くのターミナル駅などのエリアなども配信エリアに入れることも検討します。
それと同時に関係のないユーザーが流入してきて無駄コストが入ってきていないかもチェックするようにしましょう。違うエリアを含むキーワードの配信がされている場合は関係のないキーワードを除外設定していきます。


地域ごとの訴求・ユーザーのニーズを記載したLPを用意する


複数の店舗がある場合は、その地域ごとにLPを用意するのも有効です。


FV(LPの初めの部分)で「○○(エリア)でエステサロンをお探しなら!」と最初の部分に記載をすることで、ユーザーが自分ごとに感じやすくなりCVに繋がります。
同一のデザインでも、FVの部分だけ地域訴求をして複数LPを用意することでLPを使い回せば費用も抑えることもできます。


またより細かくLPを作る予算があれば、症状名や悩みによって記載を変えることもおすすめしています。


「新宿 医療脱毛」というキーワードに対して遷移するLPのFVが「新宿で医療脱毛をするなら○○サロン!」としたり、「新宿 痩身エステ」というキーワードに対してのLPは「新宿の痩身エステの○○サロン!」と分けることでユーザーのニーズにこたえることができます。


特に、医療系やクリニックなどの業界は超絶レッドオーシャンのためLPを訴求ごとに作り替えCVRを極限まで高めることがあります。競合性が高いエリアや業種ならCVRを高める必要があるため
LPは作りこんでおきましょう。


オフラインマーケが最も効率的


ここまでウェブでの集客をお話してきましたが、いまだにやはりオフラインマーケティングが一番有効な方法であるのは事実です。


チラシ折込やポスティングですと確実にそのエリアの人に認識させることができますし、チラシ内に公式LINEなどのSNSを入れてオンラインに引き込むことも良い方法であります。もちろん駅前でのティッシュ配りも良い施策ではあります。


あとはホットペッパーなどのポータルサイトも当然有効です。その業界でのメディアサイトは自社で運営をしなくてもその地域でのSEO順位などが上位のことがほとんどなので、手数料や掲載料がかかってしまいますが検討してよい集客方法です。


まとめ


全国の不特定多数のユーザーにアプローチするのではなく、近隣のユーザーを集めるエリアマーケティングは難しさもありますが、上記の基本的なことを抑えられれば集客もしやすいと思います。


店舗ビジネスで最近増えてきている無人業態などの検索ボリュームが少ないものはSNS運用やSNS広告が有効ですが、それ以外のサロンやクリニックは基本的に予算を積んで広告集客する方がおすすめです。


そこで来店客を呼び、ビジネスプロフィールに口コミを書いてもらい新規顧客の獲得余地を作りながら、公式LINEなどを登録していただきリピートしてもらうというのが大枠の考えになると思いますので、広告の集客は代理店に任せて、顧客対応に時間を割くことがベストの方法と思います。



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